知育玩具
今日は帰国後入園する日本の幼稚園・育児関係のお話です

帰国後日本の保育園に入園すると、遊びも海外にいたときとは変わってきます。今回はコマのお話をします。日本の伝統的な遊びであるコマ回し。みなさんも一度はやったことがあるかもしれません。私の子供が通う日本の幼稚園では年中さん年長さん(5歳児~7歳児位)に、紐を用いて回すタイプのコマを積極的に教えて勧めているようです。年長クラスではコマ回し大会なるものまであります。一人目の保育園ではコマをやった記憶はないのですが、調べてみるとコマ回しを遊びとして積極的に導入している幼稚園/保育園は結構あるようです。

園のプログラムで使われている理由

1.日本の伝統的な遊びに親しみを持ってもらうこと

2.粘り強く頑張る力をつけること

などが挙げられているようでした。

で、実際に私もやってみたのですが、上記に書かれていることはもちろん、もう一つ別の理由から、コマって良い知育玩具なんじゃないかと思いました。

コマは知育玩具?

コマ回しをしているとき、ふと、子供が通っているお高い知育教室で習っていることとの共通点に気づいたのです。それは「手先・手首をうまく使う練習」になっているということです。

その知育教室では(ゆくゆくは中学受験に向けて)色々なことを習うのですが、4~6歳の段階では手先・手首をうまく使う練習をよくしています。例えば釘で紙を留めて、小さくて軽いおもちゃのトンカチでその釘を打ち込んだり。

ひも付きのコマを回すには、まず糸を巻くという手先を使う作業が待っています。実はこの作業、大人でも慣れるまでは結構大変でうまくいかなかったりします。ひもがね、ぐちゃっとなってしまうのですよ、巻いている途中で。大人でも何度か失敗するといらっとします。

でも子供たちは「コマを回したい」という自分のモチベーションのために粘り強く頑張ることができます。そしてそこからコマを回してみての、「できた」体験!。なんて良いシステムなのでしょうか。

コマを回すという作業も、腕をうまく使って投げる必要があり、それも、まずは見て、真似て、自分でやってみる、あとはひたすら自分で練習してみる、という物事を学ぶうえでのキホンのキが身につくのでとても良し◎何よりうまくハマれば子供自身が楽しいので飽きずに繰り返しやることができるのが強み。

そこまで知育玩具として知られているわけではないコマですが、知育玩具としての素質を感じますね。

どこで買えるの?

さてコマを買おうと思って近くのスーパーを覗いてみたのですが、意外とコマって売っていないのですね。きっと100円ショップ(百均)に売っていると思ったのですがDaiso(ダイソー)にもSeria(セリア)にもありませんでした。どうやらお正月には売っているとのこと。お正月遊びの商品として売っているみたいですね。残念。

ちょうど浅草に行く機会があったので浅草仲見世通り(あの雷門をくぐった先にある有名・伝統的な商店街です)を通ったら、売ってました。笑

でもそう行く機会も無いところなのでやっぱりAmazonや楽天などオンラインで買うのが現実的ですね。

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