子供の帰国子女枠での中学受験のサポートのときの話。お題のとおり「タイマー」が、人間が物事を効率的に進めたいときにびっくりするほど役立つという話です。どんな点で?というところをこれから話していきます。
我が家の課題
うちの子供は中学受験の勉強をするとき、「〇時までにこの勉強終わらせてね」と言っても、ダラダラと勉強をしているときが多々ありました。
でも多分これどこのおうちでも発生する事態(中学受験あるある) だと思うんです。
時間内に勉強進んでいない ⇒ 親が注意する ⇒ 子供がすねる / 泣く ⇒ しばし勉強進まない、
というやつです。(/ω\)
いま、現場(?)を離れてみたら分かるんです。親から見たら「ダラダラ」に見えるのですが、子供本人は分からない問題を前に 考えて考えて(ときどき集中力が切れながらもまた考えて)、気が付いたら時間を過ぎてしまっているのですよね。
親的にはこんなに時間を使って数問しか終わってないよ!?と焦るけど、子供からしたらせっかく机に向かっているのに「集中してない!」「考えてない!」と怒られてしまうのではやる気も削がれるよね…。
難しい問題でも、ぼーっとさせないことが大切
我が家でこの解決策のキーとなったのがキッチンタイマーでした。とにかくね、1問~5問位の単位でタイマーかけるんです。1問2分とか。時間内に分からなかったらとりあえず一旦解説見る。で、他の問題を一通り解いたらもう一度その問題に戻ってくる。で、数時間置いてまた同じ問題を解く。
ある程度解法を覚えたら解ける類のかんたんな問題ならこれで何度か繰り返すことで徐々に定着するし、解法をじっくり考えないと分からない問題であれば、1問づつの設定時間をもう少し長く設定しても良いかもしれません。難しい問題でも時間管理なしに考え出せば時間はいくらあっても足りないので区切りをつける意味でもタイマーは必要です。
もちろん普通の時計で管理できる子もいるかもしれません。例えば「10:15から10分問題を解く」と決めて、終了予定時刻の10:25を意識しながら解くというイメージですね。実際試験が近くなったらそんな練習も必要ですが、それまでは、残り時間が直感的にひと目で分かるタイマーを利用して、時間管理には余計な頭を使わず問題を解く方に集中してもらいたいと思います。
タイマーの利点
・ ひと目で、タスクを完了させるまでの残り時間が分かる(時間を意識して短時間に集中して課題に取り組むことができる)
・「分からない」と悶々とする時間に終わりを見出すことができる(子供の気持ち的にも楽になる)
実はこれって大人にも、仕事にも家事にも同じことが言える
大人でもこの時間にこれをやろう!と思っても気づいたら倍以上の時間がかかってしまうことってありませんか。私は会議資料作ったり、記事を書いたりしているとよくあります…。そんなときにタイマーを使うと本当に効率的に仕事ができることに気がつきました。今では必需品です。
我が家で使っていたタイマー
ちなみに我が家で使っていたタイマーは百均(100円ショップ)のキッチンタイマーです。笑 本当はね受験勉強の途中で、きちんとした学習タイマーがほしかったのですが、新しい物を物色する元気がどうにも出なかったのです。それくらい親も子も受験で頭がパンパンでした。
我が家の、百均(100円ショップ)のキッチンタイマーを学習タイマーとして使ったときのメリット/デメリット、百均では足りない機能などについては別記事で展開することとします。
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中学受験の勉強は難しい!むしろ難しいと感じる勉強をやっているのであれば、その子の明日の頭は今日よりよくなっているはず。あとは使えるものは何でも使って気持ちよく勉強させてあげたいですね。
がんばれ受験生!
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#仕事効率化 #勉強効率化