アメリカ現地校に2年半通った小学校低学年の子供の英語力

私自身が中学校の途中~高校卒業までをインターナショナルスクールで過ごし、自分の子供は小学校2~4年生をアメリカの現地校で過ごしました。その所感というか、思うところを書いてみます。

今日は英語のお話です

子供がアメリカ現地校で過ごした小学校低学年の2年半を振り返ると、最初の1年は大きな英語の伸びはなく、1年半位経った頃から急に英語を日常的に使えるようになった気がしています。ちなみに我が家がいたのは日本人の子も多い地域で、一緒に遊ぶのはもっぱら日本人のお友達だったので、英語の進みが遅いというのはあります。

まずは最初の1年半!

1年半の現地校通いの結果、英語はどんなレベル感かというと…

自然に軽めの英語の本を手に取るようになったり、躊躇せず英語で会話をするようになりました。英語の映画が全て字幕ナシで聞けて理解できるわけではありません。でも映像とリスニングの組み合わせで大筋のストーリーは理解でき、2時間映画も楽しく見られるというレベルです(全く英語ができないと映像だけで2時間は正直辛いものがあります…)

受験はしなかったのですが、英検でいったら準2級レベル位かなと。ちなみに2年半のアメリカ滞在を終えたら2級は余裕で通過できるレベル感でした。

現地校に通っている以外は基本日本人コミュニティの中で生活していた我が子ですが、それでも現地校で朝8:30~14:00頃まで小学校で先生の話す英語授業を聞いているというのは大きなインプットであったと感じます。自分から発する会話といったアウトプットはほぼしていないけれど、それでも効果はあるということです。家に帰って英語のテレビを見ていたのも良かったのかもしれません。

1年半を超えると…

1年半を超えると「努力・努力」しなくても英語力はぐぐんと伸びていきました。やはり1年半で英語の基礎ができたことで、英語に対するハードルが下がり、英語の本やら音楽やらテレビをごく普通に生活に取り入れるようになったことがこの「ぐぐん」と伸びた理由かと思います。

おまけ

ちなみに、日本帰国後の今、あのアメリカでの1年半で得た第一段階の英語力を日本に居ながら身につけようと思った場合、それって可能なのかなと考えてみると…

やっぱり習得のためには1年程度留学か、または日本でインターナショナルスクールに通わせるのが確実かと感じます。あくまでも私の所感です。
でもこの選択肢って多くの家庭にとって経済的・家族の状況的に現実的じゃないですよね。少なくともうちにとっては現実的では無いです。

でも同時にこうも思うのです。

絶対に英語を習得したいという強い意志のある子なら週1・2の英会話スクールの受講+受験勉強さながらの自学自習(←ここポイント)でいい線行けるかもしれない、と思うのです。

今はオンライン英会話で毎日講師と会話する機会があったりして本気で学びたい人にはかなり良い環境だと思います。(スピーキング・リスニング対策として)

洋書も電子書籍などで簡単に入手できますしね。(リーディング対策)

うちの幼い第二子も本当に英語をやりたいときがきたら全力でサポートしたいと思います。それまでは一旦静観で。

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